urncus's diary

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楽しいバイク、楽しくないバイク

バイク歴10年で数十台乗り継いで、楽しかったバイクと、そうでなかったバイクを紹介しようと思います。

バイク選びの参考にでもなればと思います。

まずは、楽しかったバイク。

高回転系の250cc。燃費は20~30で、維持費が安いとは言えない。しかし、楽しい。回せば回すほどパワーが出る(扱いきれるパワー)し、キビキビ曲がる。しかも、転倒しても修理費が安い。中古で安いリッターバイクに乗るよりは、こっちの方が楽しい。

ハーレーのスポーツスターも、楽しい。エンジンフィーリングを楽しむならこっち。空冷OHVの楽しさを感じられる。

次に、楽しくないバイク。

長距離を楽に走れるバイク。大排気量で、4気筒。水冷DOHCほどつまらないものはない。まるで、自動車に乗っているかのような感覚。面白味のかけらもない。

回せばパワーが出るが、扱いきれるパワーではない。重いので、旋回性も悪く、その気にさせられない。転倒すれば修理費大だから、攻められない。

MT-07とMT-25の燃費

まずは、この2つの画像を見てください。

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これね、YAMAHAのMT-07とMT-25のメーターなんです。

上がMT-07、下がMT-25。

燃費計を表示してあります。

MT-07は31.3km/L

MT-25は27.7km/L

どちらも下道メインで走った時の燃費。

MT-07の方が、馬力も排気量も2倍以上。車体重量も重い。

なのに、07の方が燃費がいいってどういうこと?

考えられるのは、常用回転数ですね。

6速で走行したとき、同じ速度でも回転数が07の方が低い。

25は、36ps/12,000rpmなので、排気量の割には頑張っている方。

07は、73ps/9,000rpmと、まぁまぁ普通のエンジン。

燃費が逆転する事ってあるんですね。両方所有してわかりました。

男の排気量コンプレックス

はい、どーも、男です。(笑)

排気量コンプレックスってあるじゃないですか。

男の子の方が身長が高く大きいことが多いので、それに比例して大きいバイクに乗りたくなるのは自然な事なんだろうけど。

わたくしにはそれが無いです。

あるのは、「馬力コンプレックス」なんです(笑)

軽くて馬力が大きいほうが偉いんです!

だから、オートバイは偉いんです!

先日36psのMT-25を買いました。後輩ちゃんのGSR250は24ps。

最大出力1.5倍。

同じ水冷4ストローク二気筒ネイキッドだけど、DOHC4バルブショートストロークEgと、SOHC2バルブロングストロークEg。

出力特性が真逆(笑)

12000rpmと8500rpm。

一番偉いのはスーパースポーツ車。

パワーウエイトレシオおよそ”1”!

でもね、200psの出力なんて扱いきれないの。それよりも、転倒した時の修理費がががががΣ( ̄ロ ̄lll)

100psでも扱いきれるか。。。

そんな俺にジャストサイズなのが、MT-07。

こちらも契約してきちゃいました(笑)

納車が楽しみです。

YZF-R1買えるけど、盗難が怖くて手が出せないのです。

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こういうのをネイキッドでぶち抜きたい(サーキットで)

なぜ大排気量車だとサーキットでタイムが出ないのか

なぜ大排気量車だとサーキットでタイムが出ないのか。

VTZ250とね、YZF-R1(1998)。筑波サーキットで同じくらいのタイムの私です。

www.youtube.com

排気量4倍。圧倒的じゃないか。でも、タイムが同じくらい。

それは後輪のブレーキの使い方にあった。

12,000rpmで160km/h~180km/hしか出ないVTZ250。

10,000rpmで300km/h近く出るYZF-R1。

同じ速度でどちらの方がエンジンブレーキが強くかかるのかというと、勿論250。

筑波サーキットではアクセルオフの時間は結構ある。

私はハーレーで峠道を走るとき、後輪ブレーキを多用して前輪に荷重を乗せるとうまく曲がれる事に気づいた。

ハーレーは超低回転型大排気量車だから、全然エンジンブレーキがかからないので、補助的に後輪ブレーキを多用する必要がある。

峠、弱エンブレ、という解りやすい状態で、前輪にいかに荷重を乗せるか。どうすれば前輪に旋回グリップを稼げるか。

それが、後輪ブレーキにあった。

減速→寝かし込み(エンブレのみ)→旋回速度コントロール→フルスロットル

この、寝かし込みの時に、前輪タイヤのグリップ力や減速モーメントを稼ぐのに後輪のブレーキが必要だ。

私は、この寝かし込みにエンブレしか使っていなかった。

これがタイムに大きく影響していた。

後輪が滑るのを恐れてブレーキをかけられなかった。

ハーレーのように、ホイールベースが長く、リアが重いバイクでは、安心して後輪ブレーキをかけられる。

全日本選手権などを見ていると、筑波の第一コーナーはリアをスライドさせている。

それくらい、後輪ブレーキは大事だった。

バイクより車のほうが楽なの?

今日は自動車で300km走ったぜ。

めっちゃ疲れた。

大型バイクだったら、たった300kmなんだけど、自動車だとこれだけ疲れるのか。

ずっと同じ姿勢でいる事がこんなに辛いとは。

エコノミークラス症候群って言ったっけ。

ちなみに俺が比較しているのはネイキッド(MT-07)とミニバン(ノア)ね。

自動車は足。特に右足にかかる負担が大きい。

アクセル、ブレーキを操作しなければならない上に、ずっと同じ姿勢。

足にかかる負担が大きすぎるのよ。

だから、バイクの時のように全身が疲れるのではなく、足だけ集中して疲れる。

「車よりバイクの方が疲れる」っていうのが一般論だけど、どうなのかなって思う。

さらに、安全上はどうかというと、

自動車は潰れる。

バイクは飛ばされる。

確かに、ランクルでも乗っていれば、コクピットまで潰れることはないでしょうが、軽トラだったら即☆死です。

バイクの鼓動

やっぱMT-07って最高だと思うの。

ネットじゃチープだの安物だの言われているけど、安い⇒転倒しても修理費が安い⇒ガンガン攻められるから楽しい。という考えに至る。

それに、軽い車体、下からこみ上げるトルクが相まって、低い回転からでもドドドドドっと加速するフィーリングはたまらない。

3000rpm~のドゥルルルルルといったサウンドも心地いいし、これはたまらない。

走行距離がガンガン伸びるわけだ。

それに、車体が軽いから、100ps前後のオートバイと加速競争をしても引けを取らない。

まさに、完璧なバイクだ。オールマイティ。しかも、燃費もいいときたもんだ。

不満があるとすれば、突出した性能がないところ。

個人的な趣味でいえば、もっと振動がほしい所。

ハーレーダビッドソンが泣いて逃げるような怒涛のトルク。

バランサーもラバーマウントも俺には必要ない。

だって、ハーレーは中回転域から振動消えちゃうじゃん。走行中も振動を楽しみたいじゃん。赤信号の時だけ振動があるんじゃつまらない。

やっぱ、ご先祖様のMT-01は神の領域だと言える。

あと、レトロな外観が好きだから、XSR700の国内販売もしくは逆輸入を強く希望している。

日本の弱点

日本のハードウエア開発・製造技術は世界一だと思う。

日本人に足りないのはソフトウエアの技術なんだ。

例えば、一番酷いのが音楽。

世界にひとつだけの糞とか聴いてみるとその糞具合がよくわかる。あんなの、小学生がリコーダーで覚える最初のPOPSなんじゃないか?それくらい低レベルな楽曲である。

例えば、Cコードならドミソしか使わない。使い古された単純なコード進行しか使わない。こんなのばかり聴いていてよく飽きないな日本人ども。

そんな楽曲を聴いて涙を流せるようなHappyHeaven脳じゃ日本が廃れていくのが目に見えている。

戦後日本を建て直してくれた先祖代々は決してそんなHappyHeaven脳ではなかったはず。

子供に一番大切なのは芸術のセンスを磨く事なんじゃないかなと思う。

また、我が国はセールスが絶望的だ。

逆にセールスが上手いのはハーレーダビッドソン。昔ながらのOHVエンジンでありながら小型二輪での多くのシェアを獲得している。

この分野では日本は負けていない。ハーレーダビッドソンのラインナップを覆い隠すように、ヤマハのスターシリーズは250cc~1900ccのラインナップがある。OHVで1900ccのエンジンを積んでいる。

しかし、国内ではそれほど売れていない。

世界でもそれほど売れていない。

それは、ヤマハブランドだからではないか。

ヤマハといえば、クロスプレーン、5バルブ、6軸センサーなど最新の技術をふんだんに取り入れている。

そんなメーカーが、クラシカルなアメリカンバイクを作りましたー。技術ではアメリカの上をいっていますー。とか言っても売れないわけ。

技術じゃないのよ、ブランドなのよ。

そういう、ソフトウエアな面を鍛えていかないと、発展途上国に追い抜かれるよ。